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CBRサーキットチャレンジに参加 [バイク]

という訳で(って編集してる間に1週間経ってしまいましたが)、2006年7月8日にツインリンクもてぎで行われたCBRサーキットチャレンジに参加して来ました。

何せ受付が8時開始という事で品川に住む私の場合、直接行くとなると時間が結構厳しい事になります。都心を縦断する事もあって3,4時間はかかると予測出来たので、ここは無理せずツインリンクの近くに宿を取って前日の7日から余裕を持って入る事にしました。

前日入り・・・と言っても前日何をする訳でもないので、午前中は家事を済まし午後からのんびりと出発となりました。

以前、ファン感謝デーでツインリンクに行った時は、杉並に住んでいた事もあり、外環経由で東北道→北関東自動車道で行ったのですが、今回は品川からのため首都高→常磐自動車道(水戸IC)です。

驚いたのは、北関東自動車道から来た時は割と大きな通りが多く、交通量も多かった記憶があるのですが、水戸側から行くと峠道や田園地帯みたいな所が多く、同じ所に向かうのに風景がだいぶ違う感じがあります。途中、道を間違えたんじゃないかと思って地図を確認する事数回^^;。

今回選んだ宿はツインリンクの南ゲート入り口からなんと1分程の所にある^^;、ポモドーロさんです。いや、ツインリンクもてぎのHPにも宿の紹介はあるのですが、高かったり二名以上からだったりしたのでじゃらんネットで検索したらこちらに当たりました。ネットから予約も出来るので便利です。

表側はイタリアンレストランの構えとなっています。ホテルの利用者も夕食、朝食はここで取る事が出来ます。私は夕飯はジェノバと前菜、ドリンク、デザートのセットをお願いしましたが、非常に美味しかったです。バイク乗りがサーキットに入る前にイタリア料理なんてちょっと洒落てていいんじゃないでしょうか。(ロッシ好きとかドカ好きとかなんて特に)
朝食も朝7時から用意して頂けるのでツインリンク入りの前にしっかり腹ごしらえさせて頂きました。焼きたてのクロアッサン美味しいですよ。

レストランの裏側がプチホテル(?)となっています。ホテルとは言ってもマンションの一室を一晩借りる・・・と言った感じですね。目の前がすぐ駐車場なのでバイクが近くて良いですね。朝食前にちょっとサスの設定を変更したりなんかも出来ました(朝6時から何やってるんだか^^;)。奥にもCBRが停めてありますね。どうやら同じ事を考えた方が他にもいたようです。

ポモドーロさんのHPへはこちら。(丁度HPがリニューアルされたようで驚きました^^;)

さぁて、ポモドーロさんを後にするとあっという間にツインリンクの南ゲートです。南ゲートからパドックへ移動し、例によって灯火類にテーピングをして待っていると(*1)、時間きっかりに受付が始まった為、そそくさと書類受付と車検を済ませました。

車検後はピットにマシンを並べるのですが、当然みんなCBRが並ぶ訳でピット前に立つと壮観なモノがあります(笑)。1000RRと600RRが確かに多いのですが、他にも954RRや600F4iなども普通に参戦しています。


一通りの手続きを済ませると今度はブリーフィングです。ここで今回の講師陣と顔合わせなのですが、この顔ぶれがまた凄い。スーパーバイザーの青木琢磨さんを始め、山口辰也さん、安田毅さんらの全日本組、そして鈴鹿8耐にも参戦し(*2)、CBR1000RRの開発ライダーでもある鎌田学さんや紅一点国内GP125ライダーの丸山美由貴さん・・・と超豪華。

そして、私のクラスは誰が講師なのかなーと発表を待っていると、なんと運の良い事に、鎌田学さんと丸山美由貴さんが講師というじゃありませんかっ(≧∇≦)b。後には講師を囲んでのディスカッション等もある事は聞いていたので、もーこの段階から楽しみで楽しみで・・・。朝のサスの設定だって以前のBIGMACHINE誌に出ていた鎌田学さんのセッティングをベースにしてるのですから。

でも、サーキットはやはり危険と隣り合わせの所。その辺はしっかり肝に銘じてフラッグの説明なども受け、ブリーフィング終了!

ブリーフィングが終わると講師の後に続いて、北ショートコースに移動です。簡単な準備運動と慣熟走行を行います。丁度、この時陽が差し始め、準備運動といえどツナギ着たままするとあっというまに汗だくになってしまいました(日頃の運動不足&冷房付けが祟る^^;)。

また、慣熟走行に交えてピットイン、ピットアウトのレクチャーもありました。私も含めサーキット経験の浅い人が集まる機会なので、こういう基礎的な所(かつ人に聞きづらい)をしっかり教えて頂けるのはうれしい所です。


慣熟走行後はまた本コースの方に戻って、しばし休憩の後、いよいよ本コース一本目です。

実は前日と前々日にPlayStation2のツーリストトロフィーでもてぎの本コースのイメージトレーニングがてら遊んでみたのですが、ゲームでは数え切れない程コケまくりで本当に大丈夫なんだろうかと心配だったのですが^^;、そこはそれやはり本物は人に伝わってくる情報量も段違いなのである意味、本物に乗っていた方が安心は出来るという・・・。

さて、今回は全て先導付き走行という事で最高速こそ、それ程出す機会はありませんでしたが(max180kmぐらいだったか?)、それでももてぎは長い直線の後に急なコーナーという組み合わせが多く、ブレーキングポイント逃すと結構焦ります。うっかり、シフトダウンしすぎて、初めてスリッパークラッチの必要性を実感出来たりもしました^^;。

3週目ぐらいからタイヤも暖まったかなーと思い、ヒザを出し始めて個人的な課題だった右コーナーでのフォームの実験開始。あれこれ試しながら走行してました。

やはり対向車いないってのは素晴らしいです(笑)。気兼ね無くバイクを倒しこんでいけるので、色々試してるうちに右のフォームもだいぶ安定してきまして(自分の中では)、右のスライダーもガリガリと削れるようになりました。一度ヒザがつけるようになると上半身にも余裕が出来て今度はコーナーの出口で大きめにアクセル開けてみたりと、楽しくなってまいりました・・・・って所で一本目終了。

一本目終了時に鎌田学さんにいいペースで走れてるから、ひとつ上のランクで走りますか?と聞かれ、正直凄い嬉しかったのですが、いかんせん経験不足なのとまだまだ色々試してみたい事があったので留まらせて頂きました^^;スミマセン。

さて、一本目終了後はランチタイムです。正直、準備運動とかしてた頃は、この暑さじゃ何も食べられなさそうだなぁ・・・とか思ってたのですが、どーして不思議。一本目終わった後にはもー腹ペコ(死語)です。

お弁当ってコトでどーしてもあまり期待は出来なかったんですが、お弁当の箱を開けてみるとビックリ、鰻だの鴨肉のサラダだのかなり豪華なお弁当じゃないですか。ホンダアクセスのBOLD'OR系商品の売り込みとか眺めながらしっかりがっつかせて頂きました⊂⌒~⊃*。Д。)-зゲフ

ランチ後のひとときには講師の鎌田学さんと丸山美由貴さんを囲んでディスカッションです。私が聞いてみた右コーナーの安定のさせ方に始まり、ツナギの着こなし方やここではあまり書けないウィリーの話とか^^;、滅茶苦茶面白かった&タメになりました。中でも面白かったのは、いわゆるカッコイイフォームと速いフォームは使い分けてるという話。やはり速いフォームは荷重の為等もあり、撮影時のような派手なフォームとは一致しないそうです。やはり、その辺は使い分けが必要なんですねー。


さて、楽しい午後の一時もつかの間、気合いを入れて午後の二本目です。お腹もふくれて絶好調!!右に左にハングオフを試しながら(タノスィ・・・)、今度はなるべくアクセルを開けれる時間を長く取れるように頑張ってみたりします。

写真は本邦初公開(?)、筆者の走行中の写真です。CBRサーキットチャレンジでは参加した人全員分の写真をプロが撮ってくれて(背景のボケ味がまたいい)、なんと帰るまでにCD-Rに焼いてプレゼントしてくれるのです。まぁ、時間の関係上、午前中の慣熟走行あたりの写真のようでして、かなり流して走ってるトコがナニですが(ヒザ出す気配すら無い^^;)、この短時間でこのサービスは凄いと思います。

とまぁ、そんなこんなで頑張っているとビクトリーコーナー手前に来た所で、私の前を走っていたライダーが左手を挙げ、ピットに入る素振り(?)。しかし、その方は次の瞬間そのままグラベルにつっこみ、ズサーッと・・・ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル。

あんな間近で見たの初めてだったので背筋が凍る思いでした。怪我の心配は勿論、私も含めて自走組はああなってしまうと帰るのすら困難になってしまい楽しいハズの一日が一気に大変な事になってしまう場合があります・・・。ちょっと浮かれていたかも知れない気分が一気に引き締まりました(汗。

最後の方に私が鎌田学さんの後に付いたのですが(*3)、ラスト1週でちょっとだけ遊んでくれたのか、コーナー立ち上がりでパワーリフト(ウィリーみたいなもんと思って下さい)かましてカッ飛んで行ってくれました。目の前で見る事が出来るとは・・・( ;∀;)。CBR1000RRのプロモーション映像で同じようなシーンがあるのですが、当時はいたく感動したものです。えー、ちなみにこの後頑張って追い掛けましたが到底追い付けませんでした^^;。


色々な事が目の前で起きて、もう楽しくて仕方ないまま二本目も終了。

走行が終わると講師の方々と最後のミーティングです。今日一日を振り返っての話とかを聞いていると、後ろからかの無限仕様のCBR1000RRに乗った普段着の鎌田学さんが。なんでも、この後すぐ他の用事があるので先に帰ります、とか。てか、あなた程の人が自走で帰るのかいっと心の中で叫んだの秘密。よほどバイクを愛して止まないのか・・・(笑)。

その後は各講師陣のサインが入った走行証明書と先ほどの写真が焼かれたCD-R入りのパッケージが頂けました。一人一人名前を呼ばれて担当講師との握手と共に頂けるのでちょっと感慨深いものがありますね。私は丸山美由貴さんから頂きましたが、近くで見るといっそう笑顔のとても美しい方だと思いました(〃▽〃)。ツナギ着てなかったらレーサーだと思わないよなぁ・・・。

最後の最後は講師陣からのプレゼントがあり抽選会ですっ。まぁー、このテの奴は実は一回も当たった事なくて、関係ないや~雨降る前に帰れるかなーとボケてたら、どこかで聞いた事ある名前が呼ばれてる・・・。

って私ジャン!!^^; なんと丸山美由貴さんのサイン入りシールドが当たってしまいました。今日はいったい何なんだ、という感じでしたが勿論喜んで頂いてまいりました。写真まで撮って頂いた(*4)のですが、顔がニヤけててエラい事になってそうです^^;。


こんな楽しい一日(ポモドーロも含めたら1日半かな)があって良いのかというぐらいの内容でした。ここまで来ちゃうと帰りはもう飛ばしても仕方が無いのでノンビリと安全運転で帰ります。

途中、ガスが切れたので守屋SAに寄り、私も給水してバイクに戻ってくると・・・さっきまでガラガラだった駐輪場がCBRで埋め尽くされてましたw&そこら中にツナギ姿の人が。ちょっと異様な中々見れない光景でした(笑)。

横にいた昔はバイクに乗ってたんだっぽい初老の方々が「なんだこれ、どれもこれもCBRじゃないか」と漏らしておりましたが、今日はそういう日なんです、ご了承下さい^^;。

帰りは案の定渋滞に巻き込まれ、ツナギと湿度で朦朧としつつも、なんとなくその辺りに東京に帰ってきた実感が沸いてきたのでした・・・。

また、この楽しい一日を手に入れる為、頑張らないとねっ。




(*1)...ちなみにCBRサーキットチャレンジではミラーは付けたままで良い。
(*2)...今年はF.C.C.TSRから参戦!!
(*3)...入れ替えがあるハズだったのですが、上位クラスを先に通したりして、入れ替えタイミングが今ひとつ分かりませんでした。安全を優先するつもりでそのまま走行しましたが、替わるべきだったのであれば申し訳ありません・・・。
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