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ツーリストトロフィー


数々のバイク乗りブログの更新が滞りつつある中(笑)、私も例に漏れずPS2のツーリストトロフィーを買いました。PlayStation.comの予約特典がCBR1000RR似の(というかそのもの)のキーホルダーだったので、しっかり予約までして・・・。

ぶっちゃけ、グランツーリスモのバイク版なんですが、当然の事ながら車とは挙動が大きく違うので、例えコースデータが使いまわされてたって、まったく別のゲームです^^;。

二輪としての挙動はかなり良く再現されていますが、スリップダウンやハイサイドはさすがにゲーム性を優先してか、かなり起きにくくなっているような気がします。それでも、バイク乗らない人がやるとやたらとパタパタ転んで難しいゲームだ、という印象を持つ方が多いようですが。

GTやってると尚更で、ついGTの時の感覚でブレーキかけると、バイクではブレーキをかける事により車体が起きてしまいよけい曲がれなくなったりします。バイク乗ってる人は"そういうもんだ"、で済むのですが車ゲーで特にドリフト多用する人なんかには今ひとつピンとこないのでしょう。


GTからのフィードバックと思われるフォトモードも搭載。私はGT4は食指が動かなかった人なので、このモードは初めてなのですが中々楽しいですね。パシャパシャと何枚か撮って早速USBメモリに保存してみました(マニュアルには画像の商利用をは禁止する旨だけ書いてあったのでWeb上でも個人利用の範囲だったらいいんですよね?)。しかし、UIエラい凝ってるんですね。カメラ位置は勿論、露出、色調まで弄れますか・・・こんな所にまで開発費回せるあたりはさすが大御所・・・って気も^^;。

個人的にツボだったポイントは3つ。一つはライダーの動きの懲りよう。フォームを肩のひねりや腰の落とし方、膝の出し方など細かく数値で指定出来るだけでも凄いのに、走行中のモーションがこれまた凝ってる。良く見るとシフトチェンジの度に左足が細かく動いてるし、コーナーの立ち上がりでは右腕の肘がカクっと下がってアクセル操作してるのが分かるくらい。

2つ目のポイントは排気音。正直言って過去のゲームを見てもPS2からの排気音なんて完全に諦めていたのですが、どうしてまたこれがかなり聴ける。さすがに音質が低音に偏りがちなスクーターやSRのような単気筒系はちょっと辛いかな~という感じはありましたが、比較的甲高い音質のスーパースポーツ系なんかはかなり良いセン行ってると思います。少なくとも某RS2の時のような電気モーターのような音では無いです。


で、最後のポイントはなんと言ってもバイクのモデリング。かなり美しいです。ただ、バイクをこれだけ美しく魅せるという事は、そうとうポリゴン数をバイク側に割り当ててると思われます。GTでも車いっぱい出してんじゃんという方もいますが、バイクのようにマフラーやらウインカーやらクランクケースやら飛び出してる部分が多いものをキレイに魅せる方がポリゴン数を要求されるので厳しいのですよね。更に、スキン処理の入ったライダーが上に乗ってるので、GTの車に比べたら全然処理は重いハズ。なもんで、リプレイとか見てると一人で走ってても稀に処理落ちしてたりします(気になるほどでは無いですが)。

・・・という訳で、バイク乗りなら必須、バイク乗らない人でもGTとはまた違ったテイストで楽しめるかなりお薦めなソフトに仕上がってると思います。願わくば次回作の為にも売れて欲しいのですが、バイクに興味のある人が潜在的にどれほどいるのか・・・。CMとか見ててもレーサー系のイメージが強いですが、何気にビックスクーターとかも収録されてるので、その辺の層にしっかり売り込めればそこそこ本数は行きそうな気はするんですけどねー。
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