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東京都庁からの展望 [デジカメ]

第一本庁舎先の日曜日、東京都庁へ行ってきました。本当はバイクで行きたかったのですが、あまりにも寒いので電車で^^;

目的は展望台。地上45階202mの高さから東京を一望出来るのです。ありがたい事に夜11時まで開放されているので夜景も楽しめます。これがなんと無料。とても「お役所仕事」とは程遠い頑張りを感じます。

さて、昼の眺望と夜の夜景をカメラに収めたかったので1日に2回訪れる事にしました。無料なのでこの辺も気が楽です^^;。

都庁の展望台は北、南2つあるのですが、まずはお昼過ぎぐらいに南展望台。これには理由があって、南展望台は特別な日を除いて夕方5時半で閉まってしまうんですね。だから、こちらは夜来る事が出来ません。なので、昼の部は南展望台に行ってみる事にしました。

出来たばかりの頃は展望台までのエレベータに乗るだけでもかなり長い事待たされるようなニュースを見たような気がしましたが、今となっては10分も待てば乗れるようです。エレベータに窓が無いのが少々残念でしたが50秒ほどで45階へ。


地上202メートル辿り着くと中央にカフェを配置し、周りは見渡す限りガラス越しに東京の眺望。天気もよく、かなり遠くまで見える感じです。ただ、この日は外は異様に寒かったせいか、かなり暖房が効いていた感じがあります。まったり出来ていいのですが、コート着たままカメラ持って歩いてたら汗だくになってしまいました^^; 脱ぐと手荷物になるしなぁ・・・。

展望室は混みあっているかと思いましたが、それほどでもなかったです。人はそこそこいますが人だかりでガラス近くの最前面に出れない・・・なんて事はなく、いつも何処かしらの最前面が空いてるような感じでした。

昼間の光量はかなりのもので逆光でなければ比較的撮影は楽なんではないでしょうか。レンズ先端をガラス面に接近させれば、この時間帯は殆ど映りこみもありませんし。

ただ、光が強すぎてビルの側面と影になる部分でかなりコントラストが出る為、影の下にあるものが潰れてしまう場合がありました。ここで威力を発揮できたのがα700の飛び道具Dレンジオプティマイザー。こいつをアドバンスLv1ぐらいでちょちょっと掛けてやると、白トビはさせずに、いい感じに影の中のディティールだけを浮き上がらせる事が出来ました。うーん、やっぱ便利。

中野方面 新宿駅方面

パシャパシャと撮って一息ついた所で、一旦展望台を後にします。都民広場などでスナップ撮りつつフラフラ~っと新宿西口の方へコーヒー飲みに行ったり、買い物したり、ゲーセン寄ってみたり^^;。うっかり、マップカメラに寄った時には中古レンズ衝動買いしそうになったりもしたので、レンズ沼な人は時間潰す先は慎重に選んだ方が良さそうです^^;

早めの夕飯を済ませて、再度都庁へ。今度は北展望台です。日曜の夜だから空いてるかなーと思ったのですが、昼間と同じぐらいの人はいますね。まぁ、南展望台は閉まっているのでそんなものかも。

幡ヶ谷方面の夜景当初、夜景はISO感度上げて手軽に撮っちゃえばいいか~と甘く見ていたのですが、これが大失敗^^;;。

昼と違って夜は外より展望室内の方が明るいので・・・展望室のガラスに映りこみます。この光が、ガラス面とレンズのわずかな隙間から入り込み、撮れた絵にも入り込んでしまうのです。アイタタタ・・・。

そういえば、雑誌の夜景撮影の特集なんかでは黒い幕をカメラの上から被せて撮影すると良いなんて書いてあったなー、と思いつつもしばし途方に暮れてました^^;。周りを良く見ると一人のPentax使いのおにーさんがやはり黒い布持参で手馴れた手付きで撮影していきます・・。

中野方面2こりゃダメかぁ~と思った矢先に、目に飛び込んできたのは展望室内にあるお土産屋さん。東京土産なのか、黒字にサクラ柄の小さい風呂敷を売っているじゃありませんか。

これだ~と心の中で叫びながら(笑)、レジで購入。みっともないので端の方で開けましたけど、土産物すぐ開封する人もそういないですよね^^;;

小さい風呂敷だったので少々てこずりましたが、雑誌に書いてあった手順を思い出しつつ見よう見まねで撮影・・・・・うまく行った~!! ようやくパシャリパシャリと撮る事が出来たのでした。

東京タワーここで小ネタをいくつか。

まず、都庁の展望室ですが三脚は使用禁止です。ただ、ガラス面の棚(?)が割と奥行きあるのと、コンデジ用の卓上三脚(足の長さが10cmぐらいの)は大丈夫なようなので、直置きかコレを使う事になると思います。

次に、これは季節にも寄るのでしょうが、私が行った時は向きに寄っては棚から上10cmぐらいまでガラスが結露してました。当然、ここにカメラを直置きして撮っても真っ白いのが撮れるだけです。棚も濡れているので卓上三脚で高さを稼ぐか、他の面に移動した方が良さそうです。

で、夜景を撮るなら是非、レンズ周辺を覆える布を^^;。レンズ上部からガラス面~接地面の三角形を覆えればいいのだと思いますが、あまり大きすぎる布を持ち込んでも周りの迷惑になりそうなのでその辺のバランスを考える必要はありそうです。あまり小さすぎる布でも、長時間露光の間(私の撮り方では30秒)、微妙な姿勢で押さえていなければいけないので、それはそれで辛いのですが^^;


苦労はしたものの、結果的には中々満足のいく写真が撮れました。思わぬ東京土産まで出来ちゃいましたし(笑)、こんな素晴らしい環境を用意してくれた東京都には感謝感謝です:-)

なお、ここに上がっている写真は全てSIGMAの10-20mm F4-5.6EX DCで撮影です。
TAMRON17-50mm F2.8で撮ったスナップやその他の風景写真などはSo-net Photoライブラリの方に上げてありますので、ご興味があればどうぞ。

So-net Photo 荻窪 流のIMAGE LIST


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