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Sony Dealer Convention 2007 [イベント]

・・・という訳で行って来ましたSony Dealer Convention 2007。
会場はグランドプリンスホテル新高輪で、ここに入るのは3回目なのですが、小市民な自分は相変わらず敷居高く感じます^^;

SonyDealerConvention00.jpg中に入るとホールですぐ展示会場かなぁ・・・と思ってたのですが、受付済ますとなんか部屋に通されて、招待元のさくらやさんの方々が現れて次々と挨拶。のどが渇いたので缶ジュースでも・・・と思っているとボーイさんが現れて「お飲み物はいかがなさいますか?」
・・・(;゚Д゚)ア、アレ?

なんか担当付いて展示会場の入り口まで連れられた日にゃぁ、高額の商品買うまで帰してもらえない、どこぞの宗教セミナーに来ちまったんじゃないかという気になりましたが、その後はじっくり見たいとか言って(いや実際そうなんですが)一人で行動させてもらう事に。

会場入るといきなり有機ELモニタのサンプル。バックライトがいらないというだけあって薄いですね・・。5mm厚ぐらいでモニターとして成立しちゃうし。発色のレンジもかなり広い感じ。

その後、必ず見せられるCMシアターで足止め喰らったものの、終わると同時に順路上のレコーダだの液晶テレビだのはパスして、お目当てのαコーナーに直行^^;。

朝一で行ったのと間飛ばしたのが功を奏したのか、αコーナーはまだガラガラ状態。サンプルも空いていたのでさっそく触り倒させて頂きました。α100と微妙にボタン配置が変わっているので最初は少々戸惑いましたけど。

試し撮りさせてもらっていると、やはりシャッター音がすごくいい感じ。絵には関係の無い所ではありますが、α100がバタコンバタコンいうのに比べるとシャコココココ・・・・って感じでかなり小気味いい感じ。触っていてウキウキしてきますね。

気になるノイズ関連の方はデータ持ち帰り不可でLCD上での拡大確認だけ。前日、家で試写したα100のISO1600や800やニコンD3のサンプル等を頭に焼き付けたものを参考に眺めて見ました。

私の印象としてはα100からは大幅な改善。でも、ISO1600で常用出来るからもう下はいらない、なんていう夢の機械では無く、やっぱISO1600、3200になってくるとそれなりにノイズは載ってくるなぁという印象。それでも他社を含めてここ最近のカメラから順当に進化してますね。

一通りISO設定変えて試してみた後、今度は縦グリップを試させてもらいに。うーん、やはり姿勢そのままに縦位置写真撮れるのって楽ですねぇ。ボタンの類もかなり縦グリップ側にも用意されてるので、同じ感覚で使えますね。

ただ、ISO設定ボタンが縦グリップ側には見当たらなかったのですが、これは頻繁に変えるもんじゃないっていう判断なんでしょうか。それと親指側の山の高さももうちょっとあっても良かったんだけどなぁ~ってのが気になった所。

私の用途的には縦グリップは欲しいけど、バッテリー容量はそこまで要らないのでワイヤレスユニットでも積んでるバージョンがあれば良かったのになぁというのは贅沢か^^;。無線LANだと転送遅そうですが、その辺に置いておいてシャワーでも浴びてる間にPCに取り込まれてる・・ぐらい出来ると便利そうなのですが。

α700からHDMIでの出力が可能になったのですが、このHDMIのバージョンに関してパンフレット等には詳細がまだ記載されていなかったりします。HDMIとひとくくりに言ってもHDMI1.2系と1.3系ではRGB表現に使えるビット数が前者は8bitどまり、後者は10~16bitが使えたりとかなり差があったりします。

最近のソニーの製品はPlayStation3あたりからか、HDMI1.3対応をうたうものが結構有り、会場で同時に展示されていた新型BRAVIAなんかも1.3対応です。

で、このバージョンについて係の方に伺ってみたのですが。まだ非公開との事でつれない返事^^;。ニコンのD300がRawファイルを12/14bitで持っていてHDMI1.3aにも対応しているので、追随して欲しい所です。

α100に関しても聞いてみましたが、やはり生産終了で後継機種も考えている、との事。一番売れるハズのラインですし、在庫のみとなると発表はそう遠くは無いのでしょうか。

α700を触り倒した後は馬場センセのセミナーを受けるつもりだったのですが、まだ時間もあったので他のコーナーを見学に。

新型BRAVIAのフォト専用モードの説明を受けたり(*1)、先日発表されたばかりのMPEG4-AVC対応のBlu-rayレコーダについて意地悪な質問をしてみたり^^;(*2)、謎の踊るミュージックプレーヤーRollyが子供に好評だけど値段見て引きつる親父さんを観察してみたり、W54Tに使えるらしい待望の耳掛け方Bluetoothヘッドフォン(10月らしい)見てみたり・・・しかし、こうやって見るとソニーってエライ色んなもん作ってるなぁ^^;。

*1....どうもテレビ用のフィルタってエッジを強調する方が好まれるらしく、これが写真を見る場合にはジャギジャギな絵になってしまいよろしくないのでコレを切るモードらしい。

*2....MPEG4-AVCで録画した番組、DVDに焼けませんかね?・・・と^^; ソニーとしてはHDコンテンツはBlu-rayを推進します、と予想通りの回答を頂きましたが。

馬場センセのセミナーはα700を題材にしたセミナーでしたが、割とズバっとα700の弱点は突いてましたね。連射速度、AF速度、ノイズ量など、絶対的な位置付けとしては業務用とも言えるプロ機を持つキャノン、ニコンにはまだまだ譲る部分がある、と。でも表現力豊かなツァイスレンズ群、どんなレンズにも効くボディ内手ブレ補正、絵としての完成度の向上を手助けするDレンジオプティマイザ・・・等々、個人が感性豊かな一枚の写真を生み出すのに必要な要素をきちっと取り揃えているのがαの優れている点という感じでしょうか。(多分に私の意訳が入ってるのでその辺はご理解を)

このセミナーの中でネオン街の写真を題材にしたものがあったのですが、ここでDレンジオプティマイザーを使ってネオンを白飛びさせる事なくビル等の露出を上げる手法を見せて頂きました。うーん、ちょっとこの使い方は思い付かなかった・・・たしかにこの絵はαじゃないと撮れないかも。(Raw現像時にソフトで弄って同じ事は出来るかも知れませんが、範囲指定とかかなり面倒な事になりそうですし)

実は写真系のセミナーって参加したのって初めてだったりするのですが、他の人の撮り方聞くのって参考になりますねぇ。またどっか探して行ってみようかしら。

さて。セミナーも終わって帰ろうという頃には菓子折りまで手渡されました^^;。その笑顔の向こうには、無言のプレッシャーを感じたような気がするのですが、果たして私は屈せずにいられるのでしょうか(∩゚д゚)アーアーキコエナイー。


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